歯周病は簡単に言うと、歯茎が腫れ、歯の周囲の骨が溶けていってしまう病気です。

進行すると歯がグラグラして抜け落ちてしまう恐ろしい病気ですが、この歯周病、プラークコントロールの仕方をしっかりと押さえれば、予防したり進行を抑えたりすることができるのです。

歯周病の原因はプラーク

歯周病の直接の原因となるものは「プラーク」と呼ばれる細菌の塊です。

プラークは「歯垢」とも呼ばれており、歯磨きをしばらくしないでいると歯の表面に白っぽく溜まってきます。

この白っぽいカスは食べカスと思われがちなのですが、実は細菌の集合体で、この中に含まれる歯周病細菌が歯周病を引き起こす原因になるのです。

つまりこのプラークが溜まらないように気をつければ、歯周病が発病・悪化することはありません。

プラークコントロールは歯磨きだけではありません

「プラークコントロール」というと、歯ブラシでのブラッシングを想像する人が多いようですが、実はそれだけではありません。

実際に歯磨きを頑張っていても歯周病を悪化させる人は後を絶ちません。

プラークコントロールとしては歯ブラシだけでなく、次のようなことも行う必要があります。ぜひ参考にしてみてください。

■デンタルフロスや歯間ブラシを使う

歯ブラシでのブラッシングでは汚れを多く取り残してしまいます。歯と歯の間は必ずデンタルフロスや歯間ブラシを使って磨くようにしましょう。

■規則正しい食生活

間食が多かったり、ダラダラと食べたりするような食生活は歯垢が溜まりやすく、その分虫歯や歯周病にかかるリスクが高まってしまいます。

■糖分の摂取に注意する

プラークは糖分を餌に増えていきます。間食をしていないつもりでも砂糖の入った飲み物をちょくちょく飲んだりしているような人は要注意です。

■繊維質のものも食べる

現代食にありがちなやわらかいものばかりの食品もプラークを溜まりやすくします。適度に野菜や果物などの繊維質も食べることで、歯の表面に歯垢が溜まりにくくなります。

■よく噛む

よく噛むという動作は唾液の分泌を盛んにし、プラークをつきにくくします。食べるときにはよく噛んで、唾液をどんどん分泌させるようにしましょう。

■鼻で呼吸する

口呼吸をしている場合、口の中の唾液が乾き、口の自浄作用が落ちることでプラークが溜まりやすくなります。

それゆえ、口呼吸をしている人は歯周病や虫歯にかかりやすくなります。鼻が悪い人は耳鼻科で適切な治療を受け、鼻呼吸ができるようにしていきましょう。