赤ちゃんの歯磨きで手を焼いているお母さんも多いのではないでしょうか?
むしろ、ちゃんとお利口にお口を開けてくれる赤ちゃんの方が珍しいでしょう。
このように、お母さんたちを困らせる赤ちゃんの歯磨きですが、なるべくスムーズに行うポイントというのがあります。
今回は赤ちゃんの歯磨きをスムーズに行うコツについて見ていきましょう。
赤ちゃんが歯を磨かせてくれない!
「歯磨きしたくても口を開けてくれない」、「暴れて歯磨きどころじゃない」とおっしゃるお母さんは多くいらっしゃいます。
ほとんどの場合は、無理やり歯ブラシを突っ込んで磨いているお母さんが多いですが、そんな状態で磨いても、はっきり言って磨けているのかどうか不安ですよね。
磨いていても磨けているとは限りません。
磨けていなければ当然虫歯ができる危険性が・・。
赤ちゃんがなるべく嫌がらないようにするコツ、そして効果の高い磨き方を次でご紹介します。
赤ちゃんの歯磨きはこうすると良い!4つのポイント
1.早い時期から口の中を触って慣らせておく
歯が生えるのは生後6ヶ月くらいからですが、もっと小さな時期からお口の周囲や中を指で触れるなど、スキンシップをはかっておくと、お口を触られるのが赤ちゃんにとって当たり前になり、歯磨きがスムーズに行いやすくなります。
2.上の前歯の真ん中のヒダを指で保護して磨く
上の前歯の間の歯茎にスジ状のヒダがありますが、このヒダは上唇小帯と呼ばれています。
上唇小帯は、小さなうちは歯と歯の間まで長く伸びていることが多く、多くのお母さんはこのヒダを歯磨きの時に歯ブラシでゴシゴシやってしまっています。
上唇小帯はとても敏感で、ちょっと歯ブラシが触れただけで痛いものです。
赤ちゃんはこれで一度痛い思いをしてしまうと、その後はなかなか歯磨きをさせてくれなくなります。
上の前歯を磨くときはこのヒダを指で保護して歯ブラシが歯にのみ当たるようにして磨きましょう。
3.歯磨きは楽しい、というイメージ作りをする
歯磨きの時にお母さんが緊張して怖い顔をしてしまうと赤ちゃんはそれだけで嫌になってしまいます。
歯磨きのときはなるべく笑顔で、歌を歌ったり、いろいろ話しかけて行いましょう。
また、お口が上手に開けられたり、歯ブラシを入れさせてくれたら大袈裟なくらい褒めてあげると効果的です。
4.まず上から磨く
唾液の流れの理由上、虫歯リスクは下の歯よりも上の方が高いため、どうしても暴れてしまう子の場合、まずは上から終わらせておくと良いでしょう。
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