昨今、新型コロナウイルスの影響もあり、感染予防への意識が高まる傾向にあります。

日常の中で、これまでは気にならなかったことが急に気になり出すことも多く、戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
例えば、会社や出先で歯磨きをする際にも、意識しなければならないことが多々あります。
今回はそんなウィズコロナの時代の歯磨きに関するエチケットをわかりやすく解説します。

1 歯磨きにも感染のリスクがある?

基本的に、歯磨き自体にそれほど大きな感染リスクがあるわけではありません。
あまり気にしすぎて、歯磨きが疎かになることの方がデメリットも大きくなります。
けれども、歯磨きの仕方が良くないと、周囲の人に迷惑をかけることがあるのも事実です。
そこで公共の場で歯磨きをする機会が多い人は、次に挙げるような点に注意しましょう。

2 感染予防を意識した歯磨きの方法

◎口を閉じて歯磨きをする

口を開いた状態で歯磨きをする人も少なくありません。
自宅であれば、そのようなブラッシング方法でも問題ないのですが、周囲に人がいる環境では、しっかり口を閉じた方が良いといえます。
口を開いたままブラッシングすると、ご自身が考えている以上に飛沫が周囲へと飛散しています。
ですから、しゃべりながら歯磨きするのも良くないといえます。
ちなみに、ヘッドの小さい歯磨を選ぶことで、ブラッシング中に口を閉じやすくなりますので、どうしても口が開いてしまうという方は、一度お試しください。

◎うがいした水は静かに吐きだす

歯磨きのあとのうがいは、最小限の水を含んだ上で行いましょう。
30秒ほどかければ、少量の水でもお口の中の汚れをきちんと洗い流せます。
そして、うがいした水を吐きだす際は、できるだけ低い位置から行うようにしてください。
高い位置から吐きだすと、周囲に水や唾液が飛散してしまいます。

◎3密を避ける

学校や職場などで磨く際には、3密を避けるようにしましょう。
歯磨きする時間をずらす、適度な距離をとって歯磨きするだけでも、感染予防に寄与します。
そうしたことを意識するだけでも、お互いが気持ちよく口腔ケアをすることができますよ。

▼まとめ

このように、ウィズコロナの時代では、歯磨きする際にも配慮しなければならない点が出てきました。
なにより大切のは、エチケットの意識です。
出先でも口腔ケアをきちんと行うことはとても良いことなのですが、新しい生活様式に合わせることも大切です。
周囲の人に不安を与えない心配りが求められている時代になりそうですね。