歯茎下がりを防ぎたい！原因と対処法

年齢を重ねるにつれてだんだんと歯茎が下がってしまうのは珍しいことではありません。

歯茎が下がるのは見た目が悪くなって嫌だなぁ・・と思いながらも、「加齢現象」ということであきらめてしまう人も多いようです。

ですが、歯茎が下がるのには様々な要因が関係しており、原因となっている生活習慣を変えるだけで予防できる場合も多いのです。

歯茎が下がる原因を知り、これ以上下がらないようにしていきましょう！

歯茎が下がることで起こるデメリット

歯茎が下がるといろんなデメリットが起こってきます。

歯茎が下がり、エナメル質に覆われていない歯根が露出すると、その部分が冷たいものでしみやすくなります。

歯茎が下がると、歯と歯の間の下方が三角形に空いてきます。そうすると、その部分に食事のたびにものが詰まりやすくなります。

歯が長く見えることにより、見た目が老けて見えるようになります。

歯根部は虫歯に対する抵抗性が弱いため、虫歯にかかりやすくなります。

歯茎が下がる原因とその対処法は次の通りです。

進行した歯周病では歯を支える骨が溶けて下がってきます。それに伴って歯茎も下がって行きます。

下がった歯茎に関しては自然に戻ることがないため、歯茎の位置を上げるためには歯茎の外科手術が必要になります。

また、歯周病にかからない、悪化させないために、歯磨きを怠らないことや歯科医院で定期的なクリーニングを受けることが大切です。

歯磨き時のブラッシング圧が強すぎると歯茎が傷んで下がってしまいます。

歯磨きを力任せにゴシゴシやっている人は、歯ブラシの毛先がしならないくらいの弱い力で磨いてみるようにしましょう。

できれば歯科医院でブラッシング指導を受け、正しい磨き方を教えてもらうと良いでしょう。

歯を支えている骨は異常な力がかかると吸収してしまいます。

特定の歯に噛み合わせの力が強くかかっている場合には噛み合わせの調整が必要です。

夜間に歯ぎしりをしている場合には歯の保護のためにマウスピースを装着することをお勧めします。

歯並びが凸凹になっている場合、外側に位置している歯は前方にある骨がもともと薄いため、骨の吸収が起こりやすくなります。

歯の矯正治療をすることが根本的な解決になります。

爪を噛む、舌で歯を押すというような癖がある場合、歯の周囲の組織に負担がかかって歯茎が下がりやすくなります。

癖を止めることで解決できます。