最近は、お口周りの審美性に高い関心を持たれた方が多くなってきました。
セラミック治療などが広く普及するようになったのもそのためでしょう。
そんな中でしばしば質問されるのが「親知らずの小顔効果」です。
親知らずはいわゆる“大臼歯(だいきゅうし)”であり、サイズもそれなりに大きいです。
上下で合計4本あるため、それらを全部抜いたら小顔効果も期待できそうなものですよね。そこで今回は親知らずを抜くと小顔になれるかどうかを解説します。
1 親知らずの抜歯で小顔効果は期待できない?
結論からいうと、親知らずを抜くことによって、明らかに小顔になるということはまずありません。
確かに親知らずはそれなりのスペースをとっている奥歯ではありますが、抜歯をすることで途端に顎の骨まで小さくなるようなことはありません。この点は十分にご注意ください。
2 小顔効果を目的とした抜歯はおすすめできない
親知らずは、予防的な意味を込めて抜くことはありますが、小顔にするための抜歯はおすすめできません。
そもそも小顔効果が期待できないので、施術後に後悔する可能性も高いです。
親知らずの抜歯後は、しばらく顎が腫れたり、痛みが生じたりするので、そうしたダウンタイムも理解した上で親知らずを抜きましょう。
3 小顔になることもある
実は、親知らずの抜歯によって、結果的に小顔効果が現れることもあります。
それは患者さまのもともとの骨格や親知らずの生え方、大きさ、施術後の骨吸収の状況によって大きく変わります。ですから、親知らずによる小顔効果はあくまで“おまけ”程度に考えるのが無難です。
美容外科の治療と混同することのないようお願いいたします。
4 抜かなくても良い親知らず
親知らずは絶対に抜かなければならないわけではありません。
正常に生えていてかみ合わせに参加していたり、将来、ブリッジの支台歯や移植歯として活用できたりする親知らずなら、抜かずに残した方が賢明です。
親知らずも貴重な天然歯のひとつであることを改めて確認しておきましょう。
▼まとめ
親知らずの抜歯には大した小顔効果は期待できません。あくまで医学的な観点から抜歯を選択することが大切といえます。また、何らかの形で活用できる親知らずなら、抜かずに保存することをおすすめします。





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