歯を清潔にするための歯ブラシ、きれいに見えても実は雑菌だらけって知っていましたか?口腔内には何百種類にも及ぶ細菌が生息しています。
もちろんその細菌は歯ブラシにも付着し、その後歯磨きをした後の歯ブラシの扱い方によっては、歯や歯茎、体に悪影響を与えてしまうこともあります。
歯ブラシ、こんな保管の仕方はNG !
それでは早速、どのような歯ブラシの保管方法が良くないのか、チェックしてみましょう。
当てはまるものがないか、確認してみてください。
■他人の歯ブラシと同じコップに立てている
家族の歯ブラシをまとめてコップなどに立てていませんか?
このような保管の仕方だと、ブラシ部分が触れ合い、様々な細菌やウイルスを移しあってしまう危険性があります。
例えば、虫歯菌や歯周病菌、インフルエンザウイルスなどもこれでうつる可能性がないとは言えません。
■ユニットバスに置いてある
一人暮らしの人などはトイレとお風呂、洗面所が一緒になったユニットバスであることが多いでしょう。
ユニットバスは湿度が高く、しかもトイレの周囲には多くの雑菌が浮遊しているため、雑菌が非常に繁殖しやすく、歯ブラシもこのような環境では雑菌まみれになってしまいます。
■コップに水を溜めてその中にブラシ部を浸けている
歯ブラシのブラシ部分をコップの中に水を溜めた中に浸けて保管していると、歯ブラシは雑菌だらけになります。
■キャップをして保管している
歯ブラシにキャップをすると清潔なように感じられるかもしれませんが、実は濡れた状態でこれをやると、雑菌が繁殖しやすい環境になるのです。
歯ブラシの正しい保管方法
1.使用後はよく洗ってよく乾かしましょう
歯磨きが終わったら、流水でよく洗って、よく水を切り、立てて乾かしましょう。
2.歯ブラシが複数ある場合は離して保管しましょう
歯ブラシはお互いにくっつかないよう、必ず一つ一つ離して保管しましょう。
3.湿気の少ない風通しの良いところに保管しましょう
雑菌、湿気の多いところは避け、風通しの良いところに保管しましょう。
4.キャップをする場合は乾いてからにしましょう
携帯用歯ブラシの場合は、ティッシュペーパーなどでよく拭いてよく乾かしてから携帯ケースに入れるようにしましょう。
歯ブラシは効率良く磨くためにも、清潔を保つためにも、同じ歯ブラシを長く使い続けるとことはせず、最低1ヶ月に1回は新しいのに取り替えるようにしましょう。
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